仕事と晩飯とその他

日記です。

2月は2回、話を聞きに

2月26日の出版学会産業部会セミナーと、2月28日出版学会電流協共催セミナーに参加。

書店による責任仕入の方向性は、どこまでカバーできるかという問題と絡んでいて、弊社は指定される方なのかそうでないのかが分からない。見計らいがなくなったら配本は激減するのではないかと見ている。
本の価格は高いか安いか。自分は常に「高い」と思っている。消費者が安いと思っていたらバカスカ売れている。書店からの「単価を上げて欲しい」は、最終的に店舗の売上に結びつく話でなければならないので、
(価格を少し上げても売上が減らない)安い本は上げて(総売上を増やしたい)、
(せっかく店に並べても価格が高すぎて売上に結びつかない)高い本は上げて(少しでも売上を増やしたい)
ということなのだと思う。店頭で売るのを諦めて高すぎる値段を付ける本が店に並ばないのは仕方が無いところもある。

本を売るのにSEOの話は、某社によるSEOの再発見というか再発明が面白くて。で、電子書籍のアンケートなのにSEOの項目が無いのはその場でなんとなく空気があって、「次回の調査からSEOについて項目を増やす」ということになったのは、まあ、そういうことだと思う。