仕事と晩飯とその他

日記です。

2017年の年初にやってたことなんてすっかり忘れてた

2017年の年初って何してたっけと思ってこの日記を見直してみたら、どうやら「たてよこWebアワード」に出すWebページの制作に必死になっていたらしい。最終的に「俺の技術力では無理だ」という結論になって諦めたんだった。とはいえ、原型まではできたんだよな。今年は、なんと「審査委員に知り合いが加わった」という理由で参加しようかどうか迷ってたんだけど、他のことやってたら時間が取れなくて止めた。やりたいことが多すぎる。時間配分、大事だ。全然うまくいってない。

で、2017年の出版動向をこんな感じで適当に予測していた。

1.ロングセラーの復権と書店の品揃えの変化
2.メディアとしての信頼性とオリジナリティの問題
3.巻き込む売り方と信者ビジネス
4.電子書籍のフォーマット問題
5.学術系出版物の電子化への移行
6.書誌情報や雑誌情報のオープン化とその利用
7.書店・出版・図書館システムの変化
8.(小説&漫画)投稿サイトの変化
9.物流危機が返品の流れにも影響する
10.「今年はちょっと前まで元気だった出版社で厳しくなっちゃうところ出てくるだろうなあ」

http://d.hatena.ne.jp/TOSH/20170106
http://d.hatena.ne.jp/TOSH/20170122

予測というより、その時点での自分の問題意識といった感じだな。

1.→「雑誌・コミックの凋落により必然的に書籍に向き合わざるを得なくなっている状況」かなあ。
2.「フェイクニュースという言葉で問題が拡散しつつ定着」したような。
3.「出版社が著者に宣伝頼む」みたいな話、さらに増えてきたよね。
4.思ったほど変わらなかった。
5.これは着々ですかね。学術系出版社の危機感もかなり。
6.近刊検索デルタ作った俺は、ここだけはがんばったのではないか。
7.標準化だよなあ。課題が多いけど、機はそろそろ熟してるかも。
8.投稿サイト(カクヨム)発の『横浜駅SF』が大きな話題に。2016年だけど『京都寺町三条のホームズ』の望月麻衣さんもエブリスタ出身でしたっけか。うーん、でも「投稿サイトから書籍化したけどイマイチ」という例も当然のごとく増えているわけで。
9.返品に限らず「物流部門をどうやって縮小するか」は取次の課題になっていたかも。一年の終盤になって実際に影響出てた気がする。
10.元気そうだけどキツイんじゃないの、というところは確かにある。

などなど。今年も適当に予測するかどうかは未定だけど、もし今年もやるとしたらnoteに書くと思います。