仕事と晩飯とその他

日記です。

6月はシンポとセミナー。7月はクローズドな勉強会2回

6月は出版協のシンポと出版ビジネススクールセミナー。どちらも盛況。前者はアマゾンの件。後者はISBN・共有書店マスタ・出版VAN等々の標準化で変わった出版営業の業務の現状と今後。

どちらも知り合いが多い……。

前者ではエッジの聞いた質問もあって面白かった。「アマゾンとの取引を拒絶する」とか、そういうのは普通は経験できないですよ。あと、質問の中で自分で問題が整理できたのは、「アマゾンは単に本の購入だけでなく、消費者の購買行動そのものを変えつつある」、そして「速さは(やはり)価値である」という事実。

アマゾン(の日本国内での書籍販売の)成功には速さの他にもうひとつ重大な理由がある。それは、網羅性の高いDBだ。むしろ、当初はそちらのアドバンテージのほうが大きかった。

セミナーでも触れたが、充実した書誌情報の独占を避けるのは出版社にとってもメリットがある。そのあたり、まだまだ課題は少なくない。

7月はアマゾンの件でクローズドな勉強会の予定が入っていたが、月末になってもう一件、やはりクローズドな勉強会の予定が入った。関心は高い。が、「実際に何をどうするか」については言えないこともある。隔靴掻痒。