仕事と晩飯とその他

日記です。

参加しない理由と自分でやってみる理由

諸々呼びかけを行ったりをしていると、参加しないところには理由があることがよくわかる。

まず、一存で決められないというのはある。そのうえで、「(参加することによる具体的なメリットが見えないのに)手間をかけたくない」というのは大きい。「どこ(誰)がやっているのか見えない。名前が書いてあっても実際のところどうなのか」というのもある。今回の場合はこの三つの理由がほとんどだろうと考えている。

一存で決められないの中身はふたつあって、ひとつは「全部がオススメだから一点に絞れない」という立場。これはわかる。わかるけど、そこをなんとか。もうひとつは社内の問題で自分一人では決められないという場合。これはもうしょうがないかもしれない。

「メリットが見えないのに手間かけらんないよ」というのもわかるなあ。JPOでの参加の傾向を見ていると、どこか明らかに力を持っているところが参加を促すと一気に進むというのは事実。皆さん、そのあたりは現金なもんだ。但し、なぜか取次からの働きかけは反発を食らうこともあるので要注意。残念ながら今回は「ここに参加するとこんなメリットがあるよ」というのは期待できない。頑張ってアクセスを増やしてあちこちで見かけるようになるとか、そういうことを地道にやるしか無さそう。

運営者の正体が分からないというのは名前まで出している以上ややどうしようもない。後は連絡先の明記とか、フォーマット上の不備を補うところだなあ。この場合は「(信用している)知り合いからの紹介」が有効だろう。拡散力のあるところに繰り返しお願いするのも良さそうだ。

参加社は増えたほうが嬉しいけど増えなければ増えないで「増えない理由」を他の活動に生かせる。今、自分の中で大きな課題はJPRO(出版情報登録センター)の販促情報の普及促進だ。せっかく無料で使えるのに、情報の登録が極端に少ない。情報が少ないので利用も進まない。フォーマットを問題にしているところ(「このフォーマットでは将来的な活用の可能性が見えない」という意見)もあるけど、JPROの販促情報登録が進まない理由は「メリットが見えない」がほとんどだろう。いや、もしかすると「そんな機能があることを知らない」とか「やり方がわからない」もあるかもしれない。

そんなことを考えるためにも、自分でやってみると色々と面白いです。