仕事と晩飯とその他

日記です。

急に思いついて作り始めたWebサイトを公開した

11月22日、「そうだ、例のアレ、自分でやればいいんだ。でもどうやって?」というところから構想&制作を始めたWebサイト、23日の休日、その後2回の土日を経て5日13時過ぎに公開。土日の家事がハード過ぎる割にCSSでもXMLでもPHPでも沢山はまって、次の土日に延ばさないと駄目かというところまで追い詰められつつの公開。頑張った、オレ。

公開直後にトップページで看板(文字)が表示されない不具合に気がついたのだが、修正方法がどうしても思いつかなかったので寝た。今朝、少し手を動かしたが原因は分からず。根本原因の解決ではなくとりあえずの弥縫策で乗り切ることに。ちゃんと表示された。良かった。

参加登録の申込みが来ないのでフォームがちゃんと動いているかどうかがわからない。どうだろうか。あとで自分で試してみよう。

Bootstrapは導入を後悔したぐらい絶望的にはまりまくった。今でも不安。今日、逆引きできるマニュアル本を買う予定。

XMLRSS)の処理はXMLreaderにこだわって時間がかかった。しかも、一箇所、どうしてもうまく動かせなくてsimpleXMLで処理している。これは近々にXMLreaderに置き換える予定。simpleXMLはすごくわかりやすいけど、大きめのXML読み込むと処理が重い。サーバーの負荷も大変だ。XMLreaderは軽い。但し、書くのが面倒くさい。というか、分かりにくい。とはいえ、それほど複雑な処理ではないのでなんとかなるでしょう。でも、「ノードの一部をDOMとして読み込む」のだと結局サーバーの負荷は大きいんじゃないかって気もするんだけど、まとめて一つの変数として読み込むわけじゃないから大丈夫なのかなあ。ONIXは意外とでかいからな。それと、DOMで処理すること自体がそもそも重くなりがちだ。面倒だけどなるべくDOMを使わないほうがいいのかもしれない。

今回は入力(参加登録)の仕組みにこだわった。「参加申込みはTwitterやメールで」も悪くはないのだが、「ですYO!」他、色々回してみて、「あ、こりゃ申込みとか登録のところちゃんと用意しておかないとダメだ」と身に沁みている。ので、今回は最初から用意することにこだわった。結果的にフォームも入力チェックもメール処理も、以前のものを参考にしつつも全て新たに作り直した。結果的にこれが最大の山だった。

もう20年以上前になる。以前の社で業務システムの開発をお願いしていた時にエンジニアの方が「集計なんてなんとでもなる。入力フォームこそがDB設計の肝」と話していた。すごく印象に残っている。15年ほど前、別のエンジニアの方から「(DBのテーブルを単純に集計した)帳票一つで数十万、昔はよかった」という話を聞いた。「集計はなんとでもなる」の裏返しの話だ。そのふたつがずっと頭に残っている。なので、今でも業務システムをお願いする時は入力フォームにこだわる。転職して業務システムの見直しをした時、「集計はなんとかするので」と言えたのはそういうわけだ。

最近になってWebでXMLを触るようになった。すごく質のいいデータをどう見せるか。これって要は「(しっかりとしたデータがあれば)集計はなんとでもなる」「(単なる)集計だけなら金にはならない(が、作り込まれた、もしくは付加価値が追加されたものなら別)」ということだ。少なくとも使うだけなら入力のところは考える必要がない。というか、JPROのONIXでは使うと集めるを切り離したことは正解だろう。

いろいろ考えていると、Webで成功しているところは「使う」より「集める」を課題としている。集めたデータは色々使える。問題はデータをどうやって集めるか。そういう意味でGoogleがものすごいんだと改めて認識する。加えてGoogleがすごいのは集めたデータについても「使っちゃってね」とガシガシ公開しているところ。でも、やっぱり肝は「集める」なんだろうな。

ということもあって今回はとにかく「集める」ところについて、自分としては一歩踏み出したつもり。「ですYO」についても近々に申し込みフォームを用意しよう。

調べながら作ってると「ああ、やっぱりこうした方がいいのか」とか「こういう方法もあるのか」などと横道にはまり、気がつくと以前のコードを書き直していることがある。いいのか悪いのかわからない。飽き性な自分には案外いい趣味なのかもしれない。