仕事と晩飯とその他

日記です。

6月の新刊がすごい(当社比)

6月下旬に出した新刊が見たことないぐらいロケットスタート。多分、7月中に増刷することになると思う。

事前の段階で予兆があって、まずはSNSでの反応。いつもと全然違うんだ、これが。ずっと自分でやってるけど今までにない手応えを感じておりました。それから、近刊情報流してちょっとしてからの問い合わせの数。これも明らかに多かったし、内容も積極的なんだよね。さらに、事前の段階で直接の働きかけがないにも関わらず採用が入ったのもいつもと違った。そして、某オンライン書店の予約。三桁(ショボイけど当社比ではすごい)は久々。しかも、直前になっても衰えない。で、どちらかと言うと営業が回ってる範囲での反応は薄かった。

けど、SNSと事前の採用でほぼ確信してた。これはいけるって。

なんだけど、社内でもイマイチだったんだよね、反応。というか、どこもそうだけど、毎回、「これはいける」→「こんなもんか」の繰り返しなんで、今回もそう思われていた節がある。

が、今回は違う。というか、オレは明らかに違うと思って言ってたんだけど伝わってなかった。反省したい。

初日二日目は、「ぼちぼち?」ぐらいの感じだったけど、一番反応の早い店はその段階で直納の要請があった。で、土日に伸びてきて、結果的に月火あたりで売切の店続出という状態。なんだけど、月曜に発注かけてきたところが多くなかったのは誤算。どうも、こういう立ち上が久しぶりなんで、お店のほうも半信半疑なのかも。

オンラインはどこも軒並み在庫切れ。平積みの大手書店もほぼ売切。そこから他の在庫店舗にお客さんが流れるかと思ったけど、どうもうまいこと流れない。先行している同ジャンルの他社本の置かれてる範囲が狭いので、どうやらその範囲の中で動いているらしい。ここは二番目の誤算。

まあ、でも、今週から来週にかけて在庫は回復するのでよしとしたい。今回のアイテムは店頭で一時的に在庫が切れたところで売れなくなるという心配はほとんどない(基本的な購買層はあまり衝動買いしないジャンルのようなので)。とはいえ、在庫切らしたままではいかんのでそのあたりはなんとかしないと。

あとは、「本当に売れてるんですよ」ということをどうやって伝えるか。それと、刊行のタイミングは絶妙だったけど、その一区切りのあとをどうするかということ。ジャンルとして盛り上がってきてはいたのでこのままなんとか勢いをつけていきたい。

本当はもうひとつ頭の痛い課題があるが、それは社内で解決しないと。