仕事と晩飯とその他

日記です。

アクセスログを見て(課題と雑感)

久々にじっくりGAを見た。リピーターに注目すると、特徴的なページが見えてくる。

βの中でもリストやフォームはリピーターが多い。リストに至ってはほとんどリピーター。リピーターが多いのは非常に歓迎ではあるが、逆に言うと新規のユーザー獲得に不足があるのかも知れない。というか、ここは新規の獲得を目指すことで全体のアクセスも増えそう。60日分は静的なHTMLを書き出しているが、14日や当日は都度ONIXを読み込んでいる。ここを改善すると転送量を少しは減らせる。

新着と更新、アクセスランキングもリピーター率は高い。前述のリスト・フォームと合わせて非常に嬉しい。ここは全て静的書き出しに移行済みなので転送量についてはさほど問題ないはず。書き出しの負荷は以前より高くなっているが、それも履歴のところを軽量化したのでだいぶ改善されたはず。ページングで一度の読み込みを減らすという手はあるが、一覧で見えるのがいいところという指摘もあるので今のところはこれでいきたい。

個別の書誌情報ページ(bdの中身)は、仕組みのリニューアル以前のcardディレクトリに比べてリピーターが少ない。そんなもんかと思ったが、よく考えてみると、過去データへのアクセスの問題があり、そこで僅かかも知れないがアクセスを減らしていることが考えられる。mod_rewriteを使って発売後データへの経路を改善することでリピートは期待できそう。早いうちになんとかしたい。書き出しの際の負荷についてはまだ改善の余地あり。サイドバーの新着・更新・ランキングをjavascriptに変更するのは書き出しの際の負荷のことを考えるとかなり有効。全体の転送量にも影響出るかも。ドットコム対応テーブルの軽量化も書き出しの負荷には少しは有効か。そこは手を付けやすいので先に片付けてしまうか。

formもリピーターが意外と多い。フリーワードと出版社名検索はどうしても都度ONIXを読み込むことになってしまうが、ジャンルは静的に書き出してもいいかも。けっこう転送量を減らせそう。リストの静的書き出しより効果があるかもしれない。ただし、このあたりはmod_rewriteとどうやって組み合わせるかが課題。やっぱりmod_rewrite、なんとかしないと。formは都度読み込みを前提としていたので転送量や負荷のことも考え新着・更新・アクセスランキングを表示していないが、これはjavascript化することで転送量も負荷も増やさずにアクセス増につなげられる。ん、でも、現状でリピーターの利用が多いことを考えると他アイテムへの誘導がアクセス増につながるかは微妙か。いや、「本日発売(ランダム表示)」がどうやら他アイテムへの誘導に成功しているのを見るとformに新着・更新・ランキングも効果はあるのだろう。少なくとも見た目は統一されるし、やらないよりはマシなはず。

サイドバーのjavascript化はサーバーの負荷減少・転送量減少・アクセス増に有効なのが見えてきた。やるとなると、まずは書き出しのところから全部ということになる。やってしまえば意外とすぐかも知れないが、やや気が重い。

ページの静的書き出しは60日と同じやり方なら手間ではないが、日付で正確に(深夜を過ぎると次の日に)みたいなところにこだわるとけっこう泥沼かも。あ、そうか、前後1日追加した16日分を書き出してjavascriptcssでなんとかしたらいいのか……、いかにも面倒臭そうな雰囲気だが、やってみるとそうでもないかも。でも、これも正直気が重い。

mod_rewriteは重要課題だなあ。とりあえず触るところから始めたいのだが、そのためには触る環境を用意しないと。とりあえずすぐにどうこうは荷が重い。

それらと比べるとドットコムのテーブル軽量化はあまりに簡単。これは今日やろう。

某ドットコムのリピーターにも着目してみた。予想通りリピート率は低い。アクセス数が多かった頃は検索からのアクセスを最重要視していたからある意味リピーターが少なくても納得はいく。実際数字もそんな感じ。その頃から回遊率というかサイト内での誘導については繰り返し指摘されていたが、リピート率についても同じ問題を感じる。つまり、必要な情報(個別の書誌情報)だけ見たら他に立ち寄らないという流れ。

対策のひとつとしてサイト内コンテンツの充実をめざす方向で諸々やっているが、それらはどれも驚くほどアクセスが少ない。毎週土日の集計作業の結果に対するアクセスにはいつも愕然とさせられる。費用対効果ならぬ手間対効果的なことを考えると直ちに中止するレベル。新たに始めた連載更新情報ページも同様にアクセスは少ないが、手間対効果を考えるとランキングより遥かに上。というか、ランキング関連ページの手間対効果の低さがひどすぎる……。営利事業だと続けられないって思うのはこういうところだよなあ。

コンテンツそのものに魅力が無いのか、それとも見せ方の問題なのか。結論としては「どちらも問題」というところに落ちつきそうだが、それを前提にこの中でどうやっていくか。

これは結局、「検索からのアクセスを最重要視」からの方向転換を意味するのだろうと考えている。先日から提案している「増幅装置」としての位置付けとコンテンツはまだまだ途上。連載更新情報は「増幅装置」としての機能のひとつであり、それをどうやって自動化するかの実験でもある。

「増幅装置」としての機能を手作業前提に実現していくのは無理がある。MLやTwやFBやTumblrで自分も含めガチャガチャやってはいるが、手作業だとこれ以上は多分無理だ。そうかといって、データベース化を前提とするのは、ややハードルが高い。

とはいえ、イベント情報に何にせよDB化を進めないと難しいのも事実。現状のDBにこだわるのではなく、例えばGoogleDocsを利用する(入力にフォームを使用)など、根本的に頭を切り替える必要がありそうだ。

課題は多いが今日も家事は多い。

家事多難。