勝手に考える〜図書館の貸出と書店の販売
図書館と書店のデータを同時に比較できると仮定する。自分だったら、貸出の多い少ないと販売の多い少ないを組み合わせて細かく見たい。
具体的には、以下の四つの組み合わせ。
1.貸出が多く販売も多い。
→読者からの支持が多い本だろうと考える。図書館にとっても書店にとっても扱いやすい。課題は在庫の確保。
2.貸出が多く販売は少ない。
→読者からは「買うまでもない」と思われている? それとも書店での展開に課題が? 図書館にとっては扱いやすい本。但し、内容的に軽めの可能性も。その場合は図書館では扱いにくい?
3.貸出が少なく販売が多い。
→読者にとって「手元に置いておきたい本」ということか? 図書館の在庫や貸出状況に課題? 書店にとってはありがたい本。定番化が望ましいが……。
4.貸出が少なく販売も少ない。
→そもそものニーズが少ないんでしょうか。
実際にはこんなに綺麗にすかっと区分けできるとは思わないがざっくりとした傾向はありそう。ああ、そうか、価格帯も絡んでくるかなあ。借りて返すより買ってしまったほうが面倒くさくない価格帯。その辺は雑誌の閲覧とかがわかると相関関係が見つけられるのかもなあ。
と、そんなことを勝手に考えてみた。面白そうだけど、生のデータ見る機会は無いだろうなあ。残念だ。