INCとTIBF
TIBFは出展していないので行かず。「本の学校」には行きたい分科会もないわけではなかったけれど、土曜日はどうしても外せない家の用事もあり、参加は見合わせた。
金曜日の夜はINC。今月初アルコール。ITの影響を受けた製品・サービス。情報誌は消えつつある。カーナビも大きく変わりそう。消えた地図出版社。求めている情報そのものではなく提供のための手段が変化しているということ。生き残りのための策。Googleやアマゾンでも欲しがるメーカー以外はどうやっても提供できない情報とは何か。そのひとつの答は「こらから提供する製品情報」ではないか。一方、従来紙での提供を前提としていたエンターティンメントにも、媒体の変化による影響が。造り手の名前は重要なのか否か。
などなど。
二次会では「大人が漫画とかアニメはやっぱりおかしいと思っている」という視点に対する別の意見。んー、オレは、もっと昔の人は「いい大人が小説など読むのは軟弱だ」って思われてたんじゃないかって思うんだよなあ。というか、そうだったはず。漫画やアニメが子どもっぽいか否かってことで言えば子どもっぽいのもあるしそうじゃないのもあるってことしか言えないような気がする。作者が年を取るにつれて表現や内容が深くなっていくということもあるように思う(そうでない作者もいるが)。絵本だって、「絵本なんて子どものもんなのにおっさんが絵本っておかしいぜ」って思う人がいてもおかしくない。まあ、絵本の場合、昔から描いてる人はおっさんおばさんだったるすることのほうが多い。そこに巧妙に隠された上から視線を感じてイラッとすることもある。漫画もそうだなあ。中学生に愛されてるバカ漫画とかってやっぱり大人向けではないと思うことがある。ちょっと古いけど『激烈バカ』とか『ギャグマンガ日和』とかは中学生(と一部高校生)ピンポイントなんじゃないかな(オレがぴんと来ないだけ?)。喜国雅彦の『傷だらけの天使たち』とか野中英次の『魁!!クロマティ高校』は中学生には分かりにくいんじゃないかと思う(別に深くなってるわけじゃないような気もするけど)。
などなど。
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傷だらけの天使たち (小学館文庫―Young Sunday comics)
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